ゴルフ会員権の基礎知識
ゴルフ会員権のメリット
ゴルフ会員権とは
ゴルフ会員権とは、特定のゴルフ場を「メンバー(会員)」として優先的に利用できる権利のことです。
日本のゴルフ場は、誰でも自由に予約・プレーができる「パブリックコース」と、特定の会員組織によって運営・維持されている「メンバーシップコース」の2種類に大きく分かれます。
この後者のメンバーシップコースにおいて、その一員であることを証明し、クラブの運営に参加する資格を持つために必要なのが「ゴルフ会員権」です。
また、メンバーは、ゴルフ場においてプレーをする際にも様々な利点(予約やプレー料金など)あり、クラブ競技への参加やハンディキャップの取得が可能です。
日本全国にあるゴルフ場数は約2,200コースで、そのうち約70%~80%がメンバーシップコースです。
近年では、ビジターの予約を広く受け入れる「セミパブリック」に近い運営形態をとるコースも増えておりますが、一方で一部の厳格な名門コースは、プレーの権利をメンバーのみに限定する「完全会員制」の伝統を、今なお守り続けています。
ゴルフ会員権の7つのメリット
①優先予約
メンバーシップコースではメンバーの予約が最優先となります。
一般的なパブリックコースやビジター利用の場合、予約開始はプレー日の1ヶ月前、早くて2ヶ月前というケースがほとんどです。
しかし、メンバーであれば2〜3ヶ月前から先行して予約を入れることが可能です。(半年以上前から予約が可能なゴルフ場もあります。)
予約が殺到する土日祝やハイシーズンでも、希望の時間帯をいち早く押さえられるのは会員権を持つ最大の強みです。
仕事やプライベートの予定に合わせて、ストレスなくスマートにプレー当日を迎えられます。
また、一部の名門ゴルフ場はメンバーのみの予約しか受け付けていないところもあります。
そのようなゴルフ場ではメンバー以外の一般の方からの予約ができないため、予約ができるということだけで大きな利点となります。
②メンバー専用枠の利用
メンバーシップコースでは、土日祝日などの混雑時でも「メンバー専用枠(メンバータイム)」が優先的に確保されていることがあります。
これは一般客(ビジター)には開放されない特別な時間枠で、直前の予約や一人での参加でも、メンバー同士で組み合わせてプレーできます。
「急に予定が空いたから明日行きたい」といった際にも、専用枠があることで柔軟に対応が可能です。
予約の取りづらさに悩まされることなく、思い立った時に最高のコンディションでコースに出られるのは、会員権を持つ強みです。
③プレー料金の優待
メンバーは一般客(ビジター)料金よりも大幅に安い「メンバー料金」でプレーできます。
通常、メンバー料金は1万円前後で設定されていることが多く、ビジターだと3万円以上かかるゴルフ場でも、メンバー料金は1万円前後ですので、経済的です。
また、メンバー料金は曜日やシーズンにかかわらず、一律のプレーフィーであることが多いため、通常料金の上がりやすい土日祝やハイシーズンでも手頃な料金でプレーできます。
そのため、たくさんプレーをすればするほど、そのメリットを感じることができます。
例えば、メンバーフィー1万円、ビジターフィー3万円のゴルフ場であれば、月2回ペースで通うとすると、年間約50万円の差がでてきます。
浮いた費用で最新のギアを揃えたり、回数を増やして上達を早めたりと、ゴルフライフの質が格段に向上します。
④各種優待の充実
多くのクラブでは、メンバーの同伴者や紹介者が特別割引でプレーできる「優待券」を定期的に発行しており、大切な友人や仕事仲間を気軽に誘いやすくなります。
また、コースによっては家族向けの優待制度が非常に手厚いのも特徴です。
例えば、配偶者がメンバーと同等の料金でプレーできたり、一~三親等以内の親族なら特別料金が適用されたりと、夫婦や親子でゴルフを楽しむための環境が整っているゴルフ場もあります。
ジュニア料金の設定があるコースも多く、お子様のコースデビューを支える場としても最適です。
さらに、会員本人の誕生日にはバースデークーポンが届くといった、ゴルフライフを彩るきめ細やかなサービスがあることも多く、家族や友人、取引先など多くの方と一緒にプレーしやすくなることはホームコースを持つ大きな喜びとなります。
⑤提携コース(相互利用施設)の優待
メンバーは「提携している他のゴルフ場」をメンバー料金や特別割引で利用できる場合があります。
特に名門コース同士のネットワークがある場合、本来は紹介がなければ予約すら難しい他県の有名コースでプレーできる機会が得られます。
また、プレー料金も通常のビジターフィーより優遇されているケースが多いです。
拠点を一つ持つことで、出張先や旅行先でのゴルフも選択肢に入り、プレーの舞台が全国へと大きく広がるのは会員ならではの特権です。
⑥競技会への参加とハンディキャップの取得
メンバーはゴルフ場が主催する月例会などの競技会に出場することが可能です。
月例会の他にも、ゴルフ場の真のナンバーワンを決める最高峰の大会「クラブ選手権」や、55歳や60歳以上のメンバーを対象とした「シニア選手権」、その他「理事長杯」や「キャプテン杯」などがあります。
5大競技
クラブ選手権、理事長杯、シニア選手権、スクラッチ選手権、キャプテン杯(開場記念杯)
また競技に参加する条件として、公式ハンディキャップを取得することができます。
公式ハンディキャップは、JGA(日本ゴルフ協会)などの規定に基づいた公的な実力の証明です。
「だいたい100前後」といった自己申告ではなく、世界中で通用する正確な技量を数値化できます。上達のプロセスが可視化され、ゴルフへのモチベーションが上がります。
⑦コミュニティの拡大
メンバーシップゴルフ場は一つのコミュニティとなります。
入会するには厳しい入会基準を設けているゴルフ場も多く、価値観や社会的地位が近しいゴルフ仲間を見つけることができます。
ゴルフ場のコンペや組み合わせでのプレー、競技などで同じゴルフ場のメンバーとはすぐに親密な関係になることもあります。
ゴルフ好きが集まる場所だからこそ、利害関係もなく、自然に打ち解けられ、一生の友人ができることも多いです。
週末の予定がもっと楽しみになる、素敵な出会いが待っています。
また、プライベートだけでなく、仕事面においても、経営者や異業種の方とプレーを通じて親交を深めることで、日常では得られない強固な人脈を形成でき、人生や仕事に新たな可能性をもたらします。