長太郎カントリークラブ

千葉県

長太郎カントリークラブは、千葉県成田市奈土に位置する丘陵コースです。
過去には1983年開催の日本プロ東西対抗競技、1985年開催のユニデンレディスジャパンなど、数々のトーナメント開催実績のある、名高いゴルフ場です。
「日本一感じの良いゴルフ場」として現在はPGMにより運営されており、コースメンテナンスやスタッフのホスピタリティに定評があります。

長太郎カントリークラブは、中華料理店「長太郎飯店」や長太郎団地を経営していた長太郎グループによって、1979年10月に開場しました。
その後、経営不振により、預託金据置期間の延長や追加募集を行い、再起を図りましたが、2006年4月11日、株式会社長太郎カントリークラブが民事再生法を申請し、その後、再生計画案が認可決定を受けました。
現在はPGMグループが運営しています。

長太郎カントリークラブのアクセスは、都心から車で約1時間と好立地です。
最寄りインターチェンジは、関東自動車道「大栄インター」から約6km（12分）となっています。
最寄り駅は、JR成田線「成田駅」で、クラブバスの運行もあります。
クラブバスは完全予約制で、平日JR「下総神崎駅」より、土日祝はJR「成田駅東口」より運行しております。
長太郎カントリークラブの周辺には、「香取カントリークラブ」「神崎カントリー倶楽部」「大栄カントリー倶楽部」があります。

長太郎カントリークラブのコースは、菊永吉隆設計の、全長6,857ヤード、18ホールのコースレート71.5です。
アウトコースは、トリッキーでやや難しく、正確なショットが求められます。
1番ホールが右へ、2番ホールが左へのドッグレッグです。
4～5番、7～9番の5ホールが池がらみのコースとなっています。
インコースは、全体的に距離の長いホールが多いです。特に最終18番ホールは、600ヤードのロングコースなので、ドライバーを思いっきり振って距離を稼ぎましょう。
グリーンは広めで起伏も比較的なだらかですが、どのコースもグリーン周りに置かれているバンカーの位置が絶妙です。
ホールは松や杉といった樹林でセパレートされているため、打ち込みやボールロストの心配もほとんどありません。

長太郎カントリークラブのプレースタイルは、キャディ付とセルフプレーの選択制のGPSナビ付、4～5人乗り乗用カートです。
予約状況によっては２サムも可能ですが、別途料金が発生します。

長太郎カントリークラブのクラブハウスは、2007年にリニューアルされており、白とグレーのコンクリート調の洗練された雰囲気となっています。
シンプルですが、非常に綺麗で、シティホテルのような作りです。女性用のパウダールームも充実しています。
店内のショップも充実していて、ここで一式揃えることもできるでしょう。

長太郎カントリークラブのレストランは、木目調であたたかみのある雰囲気です。
ワンコイン（500円）の朝食セットをはじめとして、メニューは種類豊富で、味にも定評があります。
メニューの内容は、PGMグループによっても若干異なるので、PGMグループのゴルフ場によく足を運ばれる方はぜひチェックしてみてください。

長太郎カントリークラブの練習場は、「250Yのドライビングレンジ」18打席で、「アプローチ練習場」「バンカー練習場」もあります。
打ち下ろしとなっているため、球の軌道チェックに最適です。
また、屋根がついているので、雨の日も濡れずに練習できます。ナイター用の照明もあります。
お昼の12時以降は、2時間打ち放題があります。
平日1,320円(税込)、土日祝：2,200円(税込)で、ラウンドをしない一般の方も利用できます。

長太郎カントリークラブは、開場して以来、「日本一接客サービスの良いゴルフ場」を目指して運営していたこともあり、スタッフの対応が素晴らしいと定評があります。
使い勝手が良く、コストパフォーマンスが高いこともあり、非常に人気が高いです。
また、会員数が1,700名前後であり、流通量も多いため、価格が比較的安定しています。
都心からのアクセスもよく、トーナメントコースでもあることから、近場で楽しみたい方や競技志向の強い方など、幅広い方にお楽しみいただけるおすすめゴルフ場です。