富貴ゴルフ倶楽部

埼玉県

富貴ゴルフ倶楽部は、埼玉県比企郡吉見町にある河川敷コースのゴルフ場です。
開場してから30年ほどしか経っておらず、綺麗で立派な施設も特徴の1つです。
また、家族優待が充実していることでも有名で、登録者はメンバーフィーに近い金額でプレーできます。

富貴ゴルフ倶楽部は、1992年10月10日にパブリックで開場し、翌年1993年に会員募集を開始しました。
東武赤麻開発（株）→（株）アーバンインダストリー→（株）パスコを経て、最終的に東京三菱銀行系列の時にローンスターグループの傘下に入りました。
2003年5月に経営会社の(株)富貴ゴルフ倶楽部が民事再生法を申請、同年10月に認可が降り、親会社のローンスターグループの支援で再建へと至りました。現在はＰＧＭグループが運営しています。

富貴ゴルフ倶楽部のアクセスは、都心から車で約1時間10分です。
最寄りインターチェンジは、圏央道「川島IC」から約5km（10分）です。
関越自動車道「練馬IC」からは40分であり、非常にアクセスが良いです。
最寄り駅は、東武東上線「東松山駅」で、クラブバスの運行はありません。
富貴ゴルフ倶楽部は、市野川沿いの河川敷ゴルフ場であり、近隣には同じく河川敷ゴルフ場である「リバーサイドフェニックスゴルフクラブ」「川越グリーンクロス」「大宮国際カントリークラブ」があります。

富貴ゴルフ倶楽部のコースは、全長6,666ヤード18ホールのコースレート71.6です。
河川敷ゴルフ場ですが、しっかり距離があります。
設計者は、黒沢長夫です。
監修は、日本女子ゴルフの基盤を築いた名選手であり、現在PGA初の女性理事に就任している岡本綾子プロです。
富貴ゴルフ倶楽部は、「プレーヤーがティーグラウンドに立った時、どのホールも美しいと感じさせたい、そして、プレー後、強く印象に残る個性的なコースにしたい」というコンセプトのもと、アメリカンコースの基本構想に、日本庭園の演出を加え、作り上げられました。
ティーアップした際、2通り3通りの攻略方法が想定でき、初心者から上級者まで幅広い層に堪能してもらえるような設計となっています。
ホール間は樹木で分断されており、フェアウェイにも大小のマウンドなど計算されたアンジュレーションが施されています。
各ホールとも広々としていますが、ほぼすべてのホールに池が絡んでおり、その上110か所にも及ぶバンカーが所々に配置されているため、コントロールが重要です。
中でも4番、9番、18番は戦略的要素が多く取り入れられたホールです。
また、オーバーすると難しいアプローチが残ってしまうような受けグリーンが多く点在します。

富貴ゴルフ倶楽部のプレースタイルは、GPSナビ付乗用カート・キャディ付とセルフプレーの選択制です。
カートは追加料金550円で、コースへの乗り入れが可能となっています。
平日は2サム保証も可能です。

富貴ゴルフ倶楽部のクラブハウスは、河川敷ゴルフ場とは思えないほど立派であり、グレーを基調としたシンプルなつくりになっています。
内観も落ち着いていて、高い天井や壁に掛けられている美術品が、高級感を演出しています。
クラブハウスの設備は、バブル期に法人接待用として利用されていたという歴史があります。
富貴ゴルフ倶楽部のレストランは、吹き抜けのガラス張りで、外の景観を楽しみながら食事することができます。
また、大浴場には男女ともにサウナがついていて、ラウンド後に最高のリフレッシュができます。

富貴ゴルフ倶楽部の練習場には、ドライビングレンジやアプローチ練習場はなく、「パター練習場」のみあります。クラブハウスから離れている場所にあるため、注意が必要です。

富貴ゴルフ倶楽部は、絶好のロケーションの中、戦略性に富んだコースを存分に楽しむことができます。
河川敷なのに距離があることや、家族優待が充実していることが特徴です。
また、コスメが豊富に取り揃えられているパウダールームが設備されていることや、美容ランチが楽しめることから、近年女性にも非常に人気の高いゴルフ場です。
また、各月に開催されるレディス杯では、アロマ効果も高い薔薇風呂を堪能することができます。
ご家族や女性同士でのラウンドにも、非常にオススメです。

【家族優待（代理登録者制度）】
　登録条件：配偶者または3親等内の親族
　登録後の年会費：26,400 円→39,600円
　プレーフィー：正会員と同伴しない、もしくは同日にプレーしない場合→正会員と同額
　　　　　　　　正会員と同伴する、もしくは同日にプレーする場合→正会員のプレーフィー＋2,200円