我孫子ゴルフ倶楽部

千葉県

我孫子ゴルフ倶楽部は千葉県我孫子市岡発戸に位置している、千葉県で最も歴史のあるゴルフ場です。
1930年の戦前に開場された、日本のゴルフ史の中でも歴史的、文化的に非常に重要なゴルフ場であり、日本オープンゴルフ選手権競技初代王者「赤星六郎」と数々の名コースの設計を手掛けてきた「赤星四郎」によって作られた超名門ゴルフ場です。
我孫子スピリッツを重んじたメンバーのみで構成されており、「関東七倶楽部」の1つでもあります。

我孫子ゴルフ倶楽部は1930年10月5日、当時の我孫子町長「染谷正治」や浅野造船所の重役「加藤良」らの尽力により、開場された歴史あるゴルフ場です。
「平等で自由にして民主的且つ、エチケットマナーを重んじるゴルフ倶楽部」という信念のもと、9ホールで仮開場、その後、1931年10月18日に18ホールで本開場しました。
開場式には「朝香宮」が始球式をしています。
その後、第二次世界大戦に突入し、一時は防空陣地となり、クラブ存続の危機に立たされましたが、終戦後に再建され、新たなスタートを切りました。
その後、「日本プロフェッショナル選手権」や「日本オープン選手権」など数多くのトーナメントの舞台となり、名実ともに日本を代表するゴルフ場になりました。
現在は関東の超名門ゴルフ場総称「関東七倶楽部」の1つとして、多くのゴルファーが憧れるゴルフ場となっています。

我孫子ゴルフ倶楽部のアクセスは都心から車で約1時間の好立地であり、取手市を跨いだ利根川の反対に位置しています。
最寄りインターチェンジは常磐自動車道「柏IC」であり、インターチェンジを降りてから15km（約20分）となります。
最寄り駅はJR常磐線「天王台駅」もしくはJR成田線「東我孫子駅」であり、最寄り駅からは徒歩圏内となっています。
「天王台駅」からはクラブバスが運行しており、ゴルフ場までは5分で到着します。
住宅街、商業街のど真ん中に位置しており、非常に魅力的な立地となっています。
電車利用で訪れる方も非常に多いです。

我孫子ゴルフ倶楽部のコースは全長6,923ヤードの林間コース、18ホールです。設計者は赤星六郎です。
80年の歴史を感じさせる松が聳え立つ、フラットな林間コースであり、バンカーが特徴的なレイアウトとなっています。
「バンカーの我孫子」と異名があるほど、顎の高いバンカーや深いバンカーなど多種多様なバンカーがコースに所狭しと並んでいます。
プロゴルファー青木功も我孫子ゴルフ倶楽部でバンカーの極意を学んだと言われています。
2012年からのコース全面改修で、グリーンは1グリーンとなっており、非常に速く、アンジュレーションが効いている難しいグリーンです。

名物ホールは13番ホール、パー3、184ヤードです。
春にはソメイヨシノなど桜が満開、秋には紅葉が見られ、訪れる季節によって全く別の顔をしている非常に綺麗なホールです。

我孫子ゴルフ倶楽部のプレースタイルは全組キャディ付き、歩きでのプレーとなっています。
昔ながらの伝統的なプレースタイルで楽しむことができます。

我孫子ゴルフ倶楽部のクラブハウスはクラシカルで歴史を感じる落ち着いた雰囲気があります。
本革のソファーや綺麗なフロントがゴルファーを暖かく迎え入れます。
レストランでは「うな重」や「照り焼きチキン」などの和食が中心のメニューとなっています。
我孫子ゴルフ倶楽部の練習施設は「230ヤードのドライビングレンジ」18打席や「アプローチ・バンカー練習場」「パッティンググリーン」が完備されています。
アプローチ練習場はピッチング用とランニング用に分かれており、ドライビングレンジも季節によっては芝から打てる本格的な練習環境が用意されています。
季節によっては練習場からも満開の桜を見ることができる点も魅力です。

我孫子ゴルフ倶楽部は我孫子スピリッツを重んじたメンバーのみで構成されており、女性の入会は不可、非常に入会難易度の高い名門ゴルフ場です。
メンバーも政界や財界の著名人が数多く名を連ねており、日本を代表するゴルフ場の一つです。
以前は「億カン」と称されるゴルフ会員権が1億円を超えるゴルフ場でした。
千葉県トップの名門ゴルフ場のメンバーになりたい方には非常におすすめです。