宍戸ヒルズカントリークラブ

茨城県

宍戸ヒルズカントリークラブは茨城県笠間市南小泉に位置するゴルフ場です。
「アメリカ式人工美と日本式造園美による、プレーのしやすさと攻略の難しさを併せ持つ東コース」と「国内で唯一、男子ツアーを連続開催しているチャンピオンコース西コース」の18ホール×2コースの計36ホールとなっています。

1972年に宍戸国際ゴルフ倶楽部が設立され、開業当時は「宍戸国際ゴルフ倶楽部」という名称で運営されていました。
設立から2年後の1974年に東コース18ホールが完成し、開場された1976年には西コースの9ホールが完成しました。（その後、1991年に西コースが9ホール増設されました。）
2000年に宍戸国際ゴルフ倶楽部内で経営内紛が起こり、会社更生法の申請が行われました。
2001年に森ビルグループに吸収され、現在の「宍戸ヒルズカントリークラブ」となりました。

宍戸ヒルズカントリークラブのアクセスは都心から車で約1時間20分前後です。常磐自動車道「岩間IC」からは約9km。北関東自動車道「友部IC」からは約3kmとなっています。
電車ではJR常磐線「友部駅」が最寄駅となっており、「上野駅」から特急で約1時間となっています。駅からクラブバス（約15分）を利用することもできます。

宍戸ヒルズカントリークラブは豊かな自然林にセパレートされた全長14,015y、パー144のチャンピオンコースです。
設計家である井上誠一が「地形的に良い場所」と評価した環境にあるゴルフ場です。
コース全体的に池や小川が多く配置されており、笠間の自然の中を歩いてる気分を感じられます。
プレースタイルについては東コースはセルフ乗用カート（空きがある場合はキャディ付きを希望することも可能で）、西コースはキャディ付乗用カートでのプレーのみとなっています。

宍戸ヒルズカントリークラブはクラブハウスや施設が非常に洗練されており、綺麗でおしゃれです。
西アウトコーススタートの方はそば職人が目の前で蕎麦打ちしてくれる「宍戸庵」を利用することができます。
「宍戸庵」は従来の第二クラブハウスを建築家「白浜誠」がリノベーションし、現代的でありながら、木の安らぎ、和の雰囲気を感じることが出来、「ウッドデザイン賞2020」のライフスタイルデザイン部門で入賞している空間です。
また、2022年にリニューアルした男子浴室「Shishido SPA」はゴルフ場の浴室とは思えない洗練されたデザインで、「ウッドデザイン2022」や日本IDPA国際パイオニアデザイン賞エンターテインメント空間部門「プラチナ賞」、「いばらきデザインセレクション2022」「LIGHTING DESIGN AWARDS2022」など数々の賞を受賞しています。
ドライビングレンジやアプローチ練習場や駐車場も2023年にリニューアルされたばかりであり、2024年以降には宿泊施設のコテージもリニューアルを考えられています。

2001年から森ビル運営になっている宍戸ヒルズですが、このような素晴らしいゴルフ場になった背景には1人のゴルフ好きの社員の熱い思いがありました。
「宍戸ではトーナメントなど、競技ゴルファーが来れるようにすべき」
「姉妹コースの静ヒルズでは初心者が練習でき、挑戦できるようにしたほうがよい」
というコンセプトでA4、12枚の企画書を作り、今日の構想に至ったようです。

来場たびにメンバーをわくわくさせるような「進化するゴルフ場」と言えるかもしれません。今後の宍戸ヒルズカントリークラブの進化にも注目です。